当社CEO 栢森がLiquid Distributed Ledgerに抱くビジョン

当社CEO栢森の海外版Linkedinアカウントに掲載されました、Liquid Distributed Ledgerに関するビジョンの和訳文を掲載いたします。

当記事の原文は以下のサイトより閲覧できます。


以下掲載文の和訳となります。


Liquid Distributed Ledgerは、挑戦を続けるスタートアップを後押しするスマートテクノロジーを目指す

多くの仮想通貨は今後、何らかの問題に直面するのではないかと考えております。

一つ大きな問題を挙げるとすると、トークンそのものが有価証券に該当するのではないかといった指摘が考えられるでしょう。

ビットコインやイーサリアムが優れている点は、オープンソースである事と、それらを支えるデベロッパーコミュニティの存在が挙げられます。

多くの仮想通貨の場合、トークンの発行主体がそのプロジェクトに携わらなくなると、トークンの価格が下がったり、プロジェクトが頓挫する場合がほとんどです。

しかし、ビットコインやイーサリアムは例外で、デベロッパーコミュニティが主体となってプロジェクトを進めております。

デベロッパーコミュニティは、プロジェクトを立ち上げた創設者たちよりもそのプロダクトを活用していくだけでなく、より長くプロジェクトの存続をサポートできるでしょう。

その為、将来的にはLiquid トークン(※Liquidプラットフォームリリース後、QASHトークンか らLiquidトークンに名称を変更予定)を、QUOINE社から切り離したいと考えております。

現状だと、QUOINE社が何らかの理由で無くなってしまった場合、Liquidトークンは生き残る事はできないでしょう。

ですから、今後Liquidトークンがフィンテックコミュニティに利用されるようになり、独立したオープンソースであるLiquid Distributed Ledgerのユーティリティトークンへと成長させていく事こそが、私たちにとって重要な課題なのです。

Liquid Distributed Ledgerをまずプロトタイプのような形でリリースし、いずれQUOINEの取引所プラットフォームもLiquid Distributed Ledgerに移行する計画です。

そうする事によって、他のフィンテックスタートアップにLiquid Distributed Ledgerの有用性や魅力を示す事ができるでしょうし、Liquidプラットフォームを持続的に維持できるでしょう。

QUOINE社と切り離した後は、最終的にQUOINE社はLiquidプラットフォーム上における最大Dappsプロバイダという形でLiquidプラットフォームに関わっていきたいと考えております。

私たちが構想しているようなブロックチェーンが既に存在していれば、そのブロックチェー ンを活用する事もできましたが、存在しない為、私たちがLiquid Distributed Ledgerを開発しております。

私たちQUOINE社の目標は、ありふれたブロックチェーンプロジェクトになる事ではなく、金融に特化したブロックチェーンプロジェクトとしてフィンテックスタートアップをサポートする事であり、その為にLiquid Distributed Ledgerを構築しております。

またLiquidプラットフォームがQUOINE社から独立すると、リソースに偏りが出てしまう為、大手の銀行と提携して何かプロジェクトを進めていく事は難しくなるでしょう。

今後、高いスピード感を共有して一緒に働けるスタートアップと仕事する事は、私たちにとっても望ましい事です。

フィンテックはまさに成長産業であり、Liquid Distributed Ledger上に構築を予定しているモバイル・ブロックチェーン・バンクも、フィンテックス タートアップにとっては魅力的に映る事でしょう。

(Amazonのクラウドサービスである)AWSも最初はスタートアップの立ち位置から始まり、今ではクラウドサービス業界において圧倒的な影響力を持つまでに成長しております。

Liquid Distributed LedgerとLiquidトークンはブロックチェーン業界のAWSになってほしいと考えております。

Liquid Distributed Ledgerの優れている点は、ID(個人認証)を共有できる事と、IDを共有する事で生まれる企業間の連携です。

従来は、金融サービスは全て銀行で完結していました。

しかし、現在ではP2Pレンディングなど特定の分野においては、銀行より優れた金融サービスを提供するような企業も現れ始めています。

ただ、こういった素晴らしいサービスやソリューションを提供している会社のほとんどは、顧客層が非常に薄く広いような状態です。

Liquid Distributed Ledgerでは、金融業界と同様に本人確認を必須にする予定ですが、たった1回本人確認をするだけで、Liquid Distributed Ledger上に展開されている様々なサービスを利用可能になります。

Liquid Distributed Ledgerは、様々なサービスを結びつけ、ユーザーに提供できるプラットフォームへ成長してほしいと思っております。

そしてLiquid Distributed Ledgerがリリースを迎えれば、デベロッパーコミュニティに運営権を渡すつもりです。

リリースまでは私たちQUOINE社がその道を切り拓いていきますが、リリース以降はデベロッパーコミュニティがLiquid Distributed Ledgerを導いてくれる事でしょう。

プラットフォームの開発自体は続けていく予定ですが、デベロッパーコミュニティが主体となってLiquid Distributed Ledgerを運営し、より発展させていく事でしょう。

また、Liquid Distributed Ledger上で展開されるサービスは必要に応じて、規制当局の要求があれば、情報提供や開示を行っていく方針です。

私たちは常に規則を遵守する姿勢を大事にしていきたいと考えておりますし、もちろんLiquid Distributed Ledgerの開発面においても例外ではありません。

こういったコンプライアンスを意識した姿勢などが、フィンテック業界の成長の一助になればと思います。


(翻訳提供:株式会社CoinPost様)

仮想通貨業界で真面目に働く社長のブログ

金融庁登録の仮想通貨交換業者であるQUOINE株式会社(関東財務局長第00002号) 代表取締役CEO栢森加里矢(かやもりかりや)のブログです